楽器に関する豆知識
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エーッ弓の毛って張り替えるんですか? |
そういう言葉をよく耳にします。
これは分数バイオリンの時は身長に合わせて1年位で買い換えていく為、ほとんど毛の張り替えはしないので、そういう質問が出るんで しょうね。
弓の毛って馬の尻尾を使っている事は有名ですね。
それで弦をこすって、いわゆる摩擦を起こして色々な所を振動させるわけです。
話は変わりますが、ときどき、シャンプー等のCMでキューティクルって言葉を耳にした事が無いですか?
髪の毛についているギザギザ?の事です。これは当然、馬の尻尾にもあります。
Πの時はキューティクルの向きにそって、Vの時は向きに逆らいながら動かしています。
これを考え感じながら動かすのと、サッと何も考えずに弾くのとは音の出方は変わってきます。
それでこのキューティクルは常時こすられているので、当然、はがれおちます。
そうすると弾き手(皆さん)はツルツル何だか弦に引っ掛かりにくくなったと感じます(感じてますか?)。
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よく「値段は高いけれど、楽器はイタリアが一番!」という言葉を耳にしますが、それは本当なの? 又、どうしてイタリアのものは高いの? |
それは、イタリアの楽器が国際標準価格となっているからです。
いわゆる、ブランド品, エルメス シャネル そういう扱いです。
どうしてイタリアのものが、そういう価値のあるものになったかというと、300年位前、ご存知のように、ストラディバリという有名な楽器、その前後にも知名度の高い楽器が、イタリアで作られました。
その事実が、ずーっと今日までの評価として 続いているという訳です。
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そうなんだ! それではイタリアの楽器が一番いいという事は、音色も美しいし、音もよくでるんだ! |
いえいえ、そこは決して間違えないでください。
バッグを例にたとえると、ハンドメイドで良い皮を使って、丁寧に作ってあるものも、価格からするとブランド品にはかなわないでしょ。
それと同じで、ただ価値があるというだけで能力(美しい音色・音が良く出るetc.)が有る楽器かというと、全部が全部そうだとは、いえません。
他の国のものでも、安くて能力のある楽器はたくさんあります。
弓もフランスといわれていますが、だいたい同じ状況です。
だから、楽器を購入する時、自分が何を求めているか、よく考えてください。
でも、何が一番大事かというと、いくら高いもの、能力のあるものを持っていても、それだけで安心して、ほったらかしにしていては駄目だということです。
少なくとも、三ヶ月に一回くらいは、弦を全部取り替える、弓の毛も一年に一回は張り替えて、楽器も調整してもらう。
そういうメンテナンスをして、どんなものも初めていい音を出してくれるのですよ!
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弦を買いたいんだけど、色々種類があって迷っちゃうな! 弦の種類と特徴を教えてヨ! |
まずは弦の種類ですが、ガット弦、ナイロンガット弦、スチール弦に分かれます。
これらの名前は、弦の芯の事をさしています。
ガットは羊の腸、ナイロンガットは化学繊維の束、スチールは金属です。
特色としては、ガット弦は張力が他の弦と比べて弱いので、柔らかい音が出ますが、弦を張替えた後、数時間にわたって非常にのびるので、必ず一晩位、のばした弦を用意しておかないと、本番とかレッスンの時に慌てます。それにコストがかかります。
スチール弦は張力が強いので、音量が大きい、特に高い音、しかし音色は硬いです。E線に関しては、スチール弦が主流です。
その中間がナイロンガット弦です。その中にドミナントが属しています。
私の記憶ではこの弦が出始めたのは、20年位前だと思いますが、この弦の進歩は目覚しいものがあります。
まず弦を張り替えても、すぐ弾けるので、とても便利です。それにガット弦と比べてコストも安いです。
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それでは弦はどの位で取替えたらいいの?? |
弦の替え時は、芯に巻いてある物がはがれてきたときに、すぐ替えなくてはいけません。
それがなくても、だいたい3〜4ヶ月で替えてください。
放っておくと調弦が合わなくなってきますし、音程もとりづらくなります。
E線に関しては表面の光沢がなくなってきたとき、だいたい2ヶ月位ですね。
そのままにしておくと、自分では気がつかないうちに、各弦、音が響かなくなってきます。
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わかった! 今までなんだかもったいないと思って、一年位取り替えなかったんだけど、すぐ取り替えよう! |
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値段の高い楽器と安い楽器は何が違うのですか? |
| 簡単に言えば、木の質が違うのです。 表板は松、裏板はかえでの木を使っていますが、質の悪い木を使うといくら製作者が一生懸命作っても、それがすべて音になってでてこないので、やはり雑に作ってしまう。 その反対でいい木を使って製作するする場合、手を入れれば入れるほど音が良くなる。そうなれば、製作者は一生懸命作る。 そこに大きな差が出てきます。 そこで、丁寧に製作してあっていい音が出てれば当然値段も高くなりますね。 |
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KUNの肩あてについている脚のゴム交換が大変なんだけど、何か楽な方法ないかしら |
| あります! Hさんの方法 サラダオイルを薄く脚に塗ってあげると、ゴムがすっと入っていきます。 Rさんの方法 食器を洗う洗剤を脚にぬると入りやすくなります。 |
| 参考文献 | |
| 音楽之友社 | 弦楽器のしくみとメンテナンス 佐々木朗 著 |